2007年06月01日
コラテラル

リムジン会社を経営する事を夢見る、タクシードライバーのマックス(ジェイミー・フォックス)は、平凡な毎日を送っていた。
ヴィンセント(トム・クルーズ)と名乗るその男は、不動産関係の仕事で今夜5人の顧客先をまわらなければならないと言い、特別運賃さらにボーナス付きで、一夜のタクシーの貸切を頼む。
最初の場所へ着くと、車を降りたヴィンセントをマックスは裏の路地で待っていた。するといきなり車の上に死体が落ちてくる。殺したのはヴィンセントだった。 なんと彼の本当の正体は、
一夜で5人の標的をどんな目的を使っても必ず仕留めようとする、凄腕の殺し屋だったのだ・・・・・・
運転手のマックスは、ヴィンセントの口車に乗せられ目先のチップで騙され巻き添え(コラテラル)に
なり、殺しのツアーに強制的に同行されらてしまうのだった・・・・
監督はご存知、鉄の男を描かせたら右に出るものが居ないと言われるマイケル・マン
1996年作品の「ヒート」同様、今回も骨太でタフな殺し屋稼業と運悪く巻き添えを食らってしまう、タクシー運転手の悲運を描き、LAの町をブルーで独自のダークなイメージで撮り、幻想的な映し方で霞がかった演出をしている点にも注目!!
今回のトム・クルーズの役は凄く嫌な奴だが、
いつものトム様的要素(オンリーワン・プロモーションビデオ的)な映画とは違い
ワルで強骨で、正直な殺し屋を演じていて 私は、そんな彼に始めて共感を持った。
筆頭すべきは、トム様はこの作品の為射撃スクールに通い、迫力の銃撃シーンを演じている!!
特に圧巻なのは、2人のチンピラからブリーフ・ケースを奪い返すときのシーンなんか、
正に、瞬き(まばたき)をする間もなく、腰からUSPを抜き、ダブル・タップで2人を同時に仕留める所
なんか、 「うおー絶対、マネできん!!関心・関心!!」
になるんである。
team G兄から以前メールで、「銃を撃った後の反響音のリアルさに妙に関心するよ!!」って言われ
改めて見直すと、芸がまた細かいんである。
うーん男の私から見ても あっちゃんかっけー でなくトム様かっけーなんであります。
まだ観てない方など、そしてまた観直す方等も是非おすすめです!!
コラテラル公式サイト是非チェックです。