2007年06月25日
LA大捜査線~狼たちの街~

1987年作品だが、ビートたけしが「その男凶暴につき」の作品を撮るきっかけとなった作品
アメリカ合衆国秘密捜査官のチャンス(ウィリアム・ピーターセン)とその相棒ジミー(マイクル・グリーン)はよく息が合うコンビだったが、定年退職を2日後に控えたある冬の日、
ジミーは射殺死体で発見された。
長年追い続けた偽札犯人エリック(ウィレム・デフォー)を追いつめた結果の惨劇だった。
命がけの仕事の上では最高の相棒、そして私的にも親友であったジミーの死体を前に、チャンスはエリックへの復讐を誓った・・・・
この映画は当時本物の高速道路を逆走するというアイデアで、話題になった作品。
また悪役でこの当時はまだまだ売れっ子だったウイレム・デフォーが「プラトーン」に出演した後の
作品で、非常に頭が良い切れ者犯罪者を見事に演じていて、
またこれを追う命知らずの破天荒な捜査官役にまだ若手だったウィリアム・ピーターセンが演じていて
いまではテレビドラマ 「c:s:i」科学捜査班 のグリッソム役で人気者になって腹の出た中年親父になってしまったが
凄くかっこいい二枚目捜査官役の頃の彼を見ることができる。
監督は、エクソシストを作った巨匠ウイリアム・フリードキン
80年代ものは味のある作品が多かった、今一度観ると見ごたえ十分でおすすめ作品です。